冠句とは? Kanku ? 

Kamuriduke?

冠句とは、俳句に似た日本の短文詩です。川柳など俳句以外=雑俳含まれます。5-7-5のリズムはそのままに、季語や「切れ」がないので、俳句よりも易しいと言われています。季語の代わりに「冠題」と言われる、上の句(5-)を皆で共有して、残りの-7-5を創作します。見方によっては、世界で最も短い12文字の短文詩と言えるかもしれません。五文字附・鳥帽子附・笠附・冠り附とも呼ばれますが、現在では、「冠句」が一般的です。歴史は意外に古く、俳句が誕生した江戸時代の京都、始祖と言われる堀内雲鼓(元禄時代に活躍、1665年生まれ)まで遡ります(京都五条・川東・・・松原大和大路付近の愛宕寺のほとり、吹蕭軒(庵)。元禄6年4月11日 五文字附の初興行)。

冠題の探し方・ヒントにはこのサイトの「冠題データベース」もご利用ください。 https://kanku.jp/2024/11/17/kanku-db 句会で共有できるよう発表になるのが一般的です(一般的でした)。

例:冠題 = クリスマス

クリスマス チョコレート溶け追う苦み ヒロ
クリスマス カードに込めるこの気持ち ヒロ

俳句のように、日本語以外で創る人も居ます。

・Flowery field

      Deep forest
             Feel cold


・Flowery field

       Hope beauty
             Became old


・noite curta

      percebe
             a chuva caiu , tá

・noite curta

       escreva rapidamente
             novo carta

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